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老いを学ぶ
2017年10月10日
老いの工学研究所提供
高齢者からのお便り:その1
老いの工学研究所
老いの工学研究所の『第13回定期アンケート<2017年7月>』の、メッセージ欄に書かれていた言葉を集めました。
- 昔、日本舞踏を習っていました。そのおかげで杖もいらず頑張っています。習っているからには舞踏に出たい、高齢になりましたから、少々費用がかかっても楽しむ日舞です。(85歳・女性)
- 現代は共働きしないと生活の安定は難しいし、人口減少もあり、益々大変な時代に直面しており、金銭的に余裕あれば長生きも希望しますが、ダラダラ長生きするより健康に留意して一生働けるようにと常に思っています。70代でもしっかり働ける場を希望します。(71歳・女性)
- 若い時と同じように健康に楽に生きられるなら、まだまだ生きても楽しいでしょうが、何かと大変な生活になってきました。もういいかなあと思います。(87歳・女性)
- お金はあっても体があっちこっち悪くなってくると、心細く寂しい。早く死にたいと思うようになるので平均寿命が80歳くらいでもいいと思う。(88歳・女性)
- 私は医療費2割、支払っています。高齢者全員2割支払うべきです。(72歳・女性)
- 82歳の今も仕事(教育関係)とボランティア(老人ホーム)をやっていて生きがいがあるから健康なのだとも思っています。今後とも、頭と体のトレーニングやります。(82歳・男性)
- 何かあっても、自宅での介護を望んでいる。老人ホームへは行きたくない。(84歳・男性)
- 母が心臓疾患急死、主人はガン、父は医療ミスで亡くなり、私はどうなるか分かりませんが、看病側はガンがいいかなと思います。(70歳・女性)
- 老人ホーム内での行事参加が苦手です。質素で暖かいホーム・・・それが理想です。平凡に住めること願う。(77歳・女性)
- 私はお陰様で自分の事は自分でできるので趣味も楽しみながら一人自由に生きる事に感謝している毎日です。(77歳・女性)
- 実母は1年3ヶ月入院し、先月亡くなりました。約1年間は意識もなく、たまに目を開けたり、口を開けたりして、分かっているのだろうかと思いながら見つめていました。母にとってはどんな1年だったのかと未だに考えてしまいます。(73歳・女性)
- この年になれば、無駄な治療は要らないと思っています。但し痛い、苦しいというのは取り除いて欲しいです。一日も早い尊厳死の法制化を望みます。(78歳・女性)
- 配偶者が、5年前に亡くなりました。私は一応、元気で一人自立生活をしています。(89歳・男性)
- 戦前戦後の苦しい時代を生きた女性です。今が一番幸せに生活しております。自分がしたい仕事が出来、人の為に、世の中の人々達のために生きられ、今は自分自身が自立した生活をエンジョイできることがなによりです。(82歳・女性)
- 長寿のためには、まず健康であることが第一。また、自宅に引きこもらず色んな催しや会合に出かけること、人と接するようにすることだと思います。(89歳・男性)
- 先日、テレビのドキュメンタリーで、14種類の薬を飲んでいた人が立ち上がることも出来なくて、人の手を借りてやっと歩いていました。その後、別の先生に診てもらい、薬が2種類になりました。すると、一人でスタスタ歩けるようになっていました。なんのための薬なんですかね?(66歳・女性)
- しっかり収入のある高齢者は、税金や保険料を現役並みの負担をしたら良いと思います。それを若い世代に還元すべきです。(81歳・女性)
- 同居家族がいて二世帯住宅ですが、1階はひとりで暮らしています。寂しいと感じたことはありません。教室を持っていて教えていますし、卓球にも打ち込み充実した毎日です。まだ元気ですので幸せに感謝して暮らしています。(75歳・女性)
- 高齢者分譲マンションでの生活を満喫しております。風呂友や、たくさんの友人と笑顔がいっぱい。(71歳・女性)
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