「中楽坊」スタイル
心身ともに豊かなシニアライフを
送るための Webマガジン
老いを学ぶ
2019年10月01日
老いの工学研究所提供
高齢者から次世代へのメッセージ、アドバイス。
老いの工学研究所
「老いの工学研究所」のモニター会員の方々の声です。
●男性編
- 交流を広め良き友人を多く持つこと。自己中心、個人主義とならないこと。(82歳)
- 自分自身が何からできているかを考えたとき、広く宇宙の起源や未来に目を向けて、万物同根であることに気づきなさい。(66歳)
- ぬるま湯を脱せよ。苦労せよ、若い時の苦労は必ず成長して生きてくる。(75歳)
- 辛抱して未来を切り開くという意志が弱くなったように思う。例えば安易な転職、安易な結婚と離婚。はっきりした将来への展望を持った行為なら賛成できるが、未来を自ら不幸にしているケースが多すぎる。(82歳)
- 自分なりの目標を適時、的確に持ち日々努力すること。必ず報われます。(77歳)
- 私には、まだまだやりたい事が沢山あります。世の中は勉強すれば面白い事がいっぱいあることを知ってほしい。(78歳)
- 自分に責任を持つこと。歴史の勉強をして下さい。パソコンやネットは確かに今の時代必要だが、それに頼らず自分の手で字を書いてください。読む、書くことが大事です。自分より年上の方々と対話してください。(71歳)
- あまり年長者の言うことを聞かない事、人それぞれなのだから。それらの人には教訓であっても、あなたに当てはまるとは限らない。(79歳)
- 若い人が自分のためにでなく、社会のため、他者のために一生懸命になっているところを見ると感動する。(78歳)
- 進路の決定にあたっては、広い視野をもって行う事。(68歳)
- 将来のある若い世代の人達は、他人に迷惑をかけさえしなければ何をやってもいいと思います。(76歳)
- すぐにキレて、感情的になり易く、辛抱が出来ず投げやり的に見える。他人に耳を貸してジックリ考えて、しっかりした行動をとるべし!(69歳)
- 何事にも継続性を保ち、努力すること要。目が2つ、耳が2つ、口はなぜ1つなのか、分析すること。物を言う時、左右の現場を見て、左右双方の話を聞いてから話すこと。口は3つあると癌になる。
- 自分の信念、人生観、向上心を持つ事。人様に迷惑はかけない事。思い切り動け、文句言わずにまず精一杯動き続けること。税はきっちりと納める人間になる事。権利の主張でなく、まずは義務を果たすこと。(71歳)
●女性編
- 76歳以後の健康の為、普段から簡単な運動はしておくこと。病気やけがの治療費の保険に入っておく。子や孫に迷惑はかけない様、つつましく生きる。(79歳)
- 前向きに取り組んだことは失敗しても、結果が悪くても自分の人生のプラスになる。あるいは後向きに見える言動も、経験はすべて生きる。(67歳)
- 日本の戦中戦後の時代をよく検証して、そこから何を学ぶべきか。現在をどうあるべきか、どうすれば良き未来につなげられるか、常日頃念頭に置いておきませんか。(83歳)
- 世の中が変な方向へ行きかけ、とても不安だと考える人が多くかわいそうな気がする。安心・安全な基盤の上で生活を築いてほしいのに・・・残念です。苦言なんてとても言えない。(65歳)
- 置かれた場所で咲くこと。(82歳)
- 結婚しない若い人が増えているが、自身の先行きのことをもっと心配した方がよい。目先の楽さだけを考えている。(75歳)
- 自己中心的考えではなく、もっと周囲の家族の有難さを感じ、自分から歩み寄ることの大切さを感じてほしい。年老いて独りで生きていく難しさ。子孫を育てなかったツケが自分達に廻ってくることを考えて行動してほしいものです。(70歳)
- その時々を誠実に精いっぱい悔いなく生きる。ネット等の機器を介さず、生の人間の心と付き合い、触れ合ってほしい。(75歳)
- 若い人は、この時代の流れの早さによく頑張っていると思う。若い人達に苦言を言うどころか、私達の世代が起こす事件に心が痛む。(65歳)
- 「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言われるように、楽な事ばかり望まないでもっと自分を鍛えたらよい。(79歳)
- 今の若い人は親を大切にしない。特に女性は自分の親にベッタリで子育て中でも自立できていない。(74歳)
- 若い人とお話ししていると自分がエネルギーをもらいます。(66歳)
- 一部の若いお母様方へ。我が子を叱る時の言葉遣いをもっと優しく、人格(我が子の)を大切にして下さい。「バカ!何やってんだよ、てめぇ!」等は言語道断です。(69歳)
- 権利と義務は裏腹。したい放題勝手気ままが自由・権利ではない。相手の立場になって考えてみる事は必要。我慢が必要な事は多い。不自由に感じる事があっても結局自由の為という事がある。情けは他人の為ならずして我が為なり。(67歳)
- 自然の中で共存していく姿勢を忘れないで、子供の時に友達と外で遊ぶ時間を与えてあげてください。(65歳)
- 携帯をどこでも離さず見入っている姿に将来の日本はこれで良いのかと思ってします。(69歳)
- 私は「足を地につけて身の程を弁えて潔く、元気に慎ましく楽しく暮らそう」と毎年家計簿の表紙に書いている。お金のない時は「ご飯にお塩をふっただけの食事で凌ごう」と心に決めていた。(幸運にもそうなることはなかったが、危ういことはあった)若い家族の為に温かく援助を・・の気持ちはいつも持っているが、まずは自分達で解決できる方法を考え、頑張ってほしい。(67歳)
- 歳を取ると背中が丸くなる、仕方ない?けど、若い人はスマホなどでもう丸くなっている。何かみっともないネ!(81歳)
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