「中楽坊」スタイル
心身ともに豊かなシニアライフを
送るための Webマガジン
中楽坊の現場から
2024年10月01日
老人ホームとの違い
「病は気から」と同じで、「老いも気から」。自分はまだ若い!と思う気持ちが大切。歩けるうちはしっかり歩く。いろんな人とたくさん話す。できることは自分でする。いたれり尽くせりの老人ホームとは違って、何でも自分でする生活がいいんです。ここ中楽坊には、そんな若い高齢者がたくさんいます。
毎日楽しめる温泉やレストランでは、みんなでその日の出来事、次の日の予定などをしゃべります。みんな、自分が興味のあることに何か取り組んでいるし、地域参加している人たちはそれぞれ用事や役割を持っています。だから、話のネタには事欠きません。
友人の70歳代後半の女性は、趣味のテニスとピアノ、昔から取り組んでいるボランティア団体の会合や活動、中楽坊で結成した合唱サークルの練習と、スケジュールがびっしり。お風呂場で会うといつも「忙しいわー。死んでしまうわー。」と言って、笑っています。そんなに忙しいのに、マンションの管理組合の仕事にも携わってくれて。尊敬しますね。
そんな人たちがいっぱいいると、やはりマンション内に活気が出てきます。そんな雰囲気の中で暮らせることが、私の何よりの健康法かもしれません。自然に、知らず知らずのうちに内側から元気になっていくのが分かります。
お盆や年末年始に、息子夫婦が孫を連れてやってくるんですね。マンションの中にゲストルームがあって、そこに泊まれますから。息子は何回も来ていますが、いつも言いますよ。「みんな元気やなー」って。孫は、大浴場に入ってレストランで食事をして、そこで住民の方々に「何歳や?」とか話しかけられて、おやつをもらったりして、いつも嬉しそうにしてますよ。
老人ホームとの違いですか? そりゃ、この空気ですよ。明るい。イキイキとしている。来てみればすぐに分かるでしょ。
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