「中楽坊」スタイル
心身ともに豊かなシニアライフを
送るための Webマガジン
老いを学ぶ
2020年01月31日
老いの工学研究所提供
ユマニチュード【高齢期に関わる用語集】
老いの工学研究所
ユマニチュード(Humanitude)とは、コミュニケーションを用いたケアの技法で、1979年にフランスの体育学教師イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティが提唱した。
ユマニチュードは「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つを柱とし、「何でもやってあげる」のではなく、その人の持つ能力を奪わず、かつその尊厳を損なわないケアを実施することにより、健康の維持・向上を目指す。
また、ユマニチュードには「5つのステップ」があり、これに則って行われる。1:出会いの準備(来訪を告げる)、2:ケアの準備(ケアに対する同意を得る)、3:知覚の連結(ケアする)、4:感情の固定(振り返る)、5:再会の約束(次のケアへの準備)の5ステップである。
なお、ユマニチュード(Humanitude)は「人間らしさ」「人間らしさを取り戻す」といった意味合いの言葉である。
アクセスの多い記事
-
老いの工学研究所提供
老いを学ぶ
2024年11月05日
「手を後ろに回したケア」とは何か。
-
老いの工学研究所提供
老いを学ぶ
2024年09月17日
孫はかわいいが「3日以内に帰ってほしい」?
-
老いの工学研究所提供
老いを学ぶ
2024年07月31日
「健康な高齢化の10年」を見据えた、日本の課題。
注目のキーワード