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老いを学ぶ
2020年01月03日
老いの工学研究所提供
感覚記憶・短期記憶・長期記憶【高齢期に関わる用語集】
老いの工学研究所
記憶は、そのメカニズムから「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」に分けて考えられる。
感覚記憶は、五感によるものですぐに消えてしまう。その中から興味を持ち、気にとめたものが短期記憶としてしばらくの間、記憶として保持される。さらにその中から、長期に渡って記憶として保持されるものが出てくる。長期記憶は記憶の貯蔵庫と言われ,大容量で長期に保持できる。長期記憶には、「陳述記憶」(言葉にして語ることができるエピソードなど)と、「非陳述記憶」(体で覚えていて無意識にできることなど)に分類される。
高齢になると短期記憶の力は落ちてくると言われるが、一方で高齢者が昔のことをよく覚えているというのは長期記憶によるものである。
【関連用語】流動性知能 と 結晶性知能
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