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老いを学ぶ

2020年06月10日

老いの工学研究所提供

サルコペニア【高齢期に関わる用語集】

老いの工学研究所

サルコペニアとは、加齢や疾患によって筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態を指す。歩行速度低下(秒速0.8m以下)、握力低下(男性26kg、女性18kg未満)、筋量の低下の度合いで測定・診断される。
また、加齢が原因の「一次性サルコペニア」と、疾患など加齢以外にも原因がある「二次性サルコペニア」がある。サルコペニアは、特に高齢者にとって、身体の機能障害や転倒リスクの因子になり得る。
フレイルと似ているが、フレイルは体重の減少や倦怠感といった点を含めた「全体的な虚弱状態」を表すのに対し、サルコペニアは筋肉量に焦点を絞ったものという違いがある。

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