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老いを学ぶ
2013年08月01日
老いの工学研究所提供
高齢者のパーソナリティ・5類型【高齢期に関わる用語集】
老いの工学研究所
1968年にS.ライチャードが発表した、高齢者の5つの人格特性。
①円熟型
自分および自分の過去現在を受容しつつ、未来志向。日常生活に対して建設的に接しようとする。引退後も積極的に社会参加し、いろいろな趣味に関心を持つ。人間関係についての満足感が強く、且つそのための努力をする。
②安楽椅子型
他者に依存するという受身的、消極的な姿勢で現在を受容。仕事に対する野心はなく、引退しているという現在の状況に甘んじて、楽に暮そうとしている。
③自己防衛型
強い防衛体制を敷くことにより、老化の不安に対処。引退後、いつまでも活動することにより、適応できると考える。
④外罰型(憤慨型)
今までの自分の失敗等に対して敵意を示し、その対処として他者を非難し攻撃しようとする。趣味もなく、特に死に対して不安、恐れを抱いている。
⑤内罰型(自責型)
自分の不幸、失敗に対して外罰型と異なり、自責的態度をとる。意欲は少なく、受動的である。他者への関心も少なく、孤立し、死は耐えられない存在からの解放と受け取り、恐れない。
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