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老いを学ぶ
2013年05月30日
老いの工学研究所提供
高齢期の発達課題【高齢期に関わる用語集】
老いの工学研究所
発達課題とは、アメリカの教育学者、ハービガストがその著書『人間の発達課題と教育』(Developmental Tasks and Education)の中で提唱した概念である。
発達課題は、「人間が健全で幸福な発達をとげるために各発達段階で達成しておかなければならない課題であり、次の発達段階にスムーズに移行するために、それぞれの発達段階で習得しておくべき課題」である。
人間は生涯、発達しつづけるということを前提に、高齢期においては、次の6つを発達課題としている。
① 体力や健康の衰えに適応すること
② 引退と収入の減少に適応すること
③ 配偶者の死に適応すること
④ 同年代の人々と親密な関係を結ぶこと
⑤ 社会的・市民的義務を果たすこと
⑥ 身体的に満足でききる生活環境を確立すること。
参考:エリクソンの発達段階
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