入居者みなさまのお抱えシェフが、食べる喜びを提供孤食とは無縁の「中楽坊レストラン」
入居者のみんなで、
“お抱えシェフ”を雇うように。
(料理写真は下にあります)
でも、子供のためなら一生懸命になれた料理も、朝昼晩と自分たちのためだけに作るのは次第に億劫になるもの。
「中楽坊」レストランの料理長は、自らを「入居者の方々の“お抱えシェフ”」と呼んでいます。
不特定多数の人に対してではなく、
いつも食べてくれる入居者の方々の健康長寿を想って、腕をふるう料理人たちがいます。
→間寛平さん、たむらけんじさんが「中楽坊レストラン」に来られた時の模様は、こちらをご覧ください←
体にやさしい「選べるメニュー」
館内レストランでは、“ハレの日の外食”のような食事ではなく、栄養バランスのとれた、体にやさしい手作りの料理を提供しています。健常高齢者の方が多い「中楽坊」ですから、美味しさはもちろん、盛り付けやボリュームも重視します。
また、食事を楽しむうえでは、気分に合わせて「選べる」ことも大切です。セット(定食)を数種類ご用意しているのはもちろん、アラカルトもさまざま。朝昼晩、毎日でも飽きずに召し上がっていただけるよう取り組んでいます。
孤食とは無縁。会話と笑顔のある食卓。
入居者同士、ともに会話を楽しみながら食事をとるのが、館内レストランの日常的な風景となっています。「高齢者の孤食の社会的背景、および孤食が及ぼす健康影響に関する縦断的検討」(東京大学・谷 友香子氏)の研究結果によると、高齢者は孤食によって、野菜・果物の摂取頻度が低下していき、その結果、肥満や低体重、うつ、死亡につながっていくことが明らかになっています。そうでなくても、独りで見たくもないテレビを観ながら食べる食事は味気ないもの。「中楽坊」なら、レストランに行けば誰かがいます。
自由に使える「にぎわいを楽しむ空間」
入居者の中には、認知症予防などを目的に、自室のキッチンで料理を作るようにしている方も少なくありませんが、それでもときどき料理が面倒・大変と感じる日には、レストランを利用しておられます。
誰かと会話をしながら食事を楽しみたいとき、ぜひ食べてみたいメニューがあったとき、お子さんやお孫さんが来たとき、サークル活動が終わったあとの懇親会など、さまざまなシーンで気軽に利用され、いつもにぎわいに満ちている館内レストラン。ここは、「高齢期のWell-beingを実現する」という理念を具現化するための、とても大切な空間です。
鶏もも肉のソテー、クコの実の薬膳ソース |
黒胡麻の風味をきかせた、鮭の照り焼き |
シーフードフライ(海老、イカ、白身魚) |
カジキのバター醤油焼き、肉じゃがコロッケ |
豚のトロトロ角煮と青梗菜 |
海老とイカのチリソース、手作り餃子 |
金目鯛と季節野菜の蒸し物 |
ハンバーグ・デミソース、彩り野菜 |
ピリ辛の麻婆豆腐 |
【アラカルトメニュー】カルボナーラ |
【アラカルトメニュー】野菜たっぷりのタンメン |
穴子ご飯とかき揚げ |
肉団子の甘酢あん |
松花堂弁当(鯛の造り、天ぷら、煮物) |
根菜もたっぷりのビーフシチュー |
秋鮭 木の芽味噌 |
牛肉のすき焼き風 | 鶏むね肉のサラダ仕立て |